uecology Head Health Home(ウエコロジーヘッドヘルスホーム)では「身体的な頭の健康」についてもさることながら、Inside Head Health「健やかでいられる世界の捉え方」についていつもお客さんとお話ししています。

イライラや失望、家族やパートナーなど、近しい間柄だからこそ感じてしまう。相手が自分の思い通りでなかったり、相手の不満や怒りをそのまま自分のことように感じたり、話し合ってもいないのに自分のせいだとビクビクしたり。

それは相手と自分を同化しているからであって、たとえ多くを話さずとも感じられる関係性であっても、自分ではない他者であると「線引き」することが必要です。その問題は彼、彼女の問題であって、私の問題ではない。課題の分離です。

感受性の強い人ほど、言葉にならなくても、時に離れていても、誰かの感情を受け取ってしまうこともあるでしょう。自身が苦しいと感じたら、一度線を引いてみる。

線を引いて、まずは自分を大事にします。線のこちら側で落ち着いたら、また相手のことを思う気になるかもしれないですし。関係性とは継続的なものだからこそ、その時々に必要な選択を重ねていくしかなく、一貫性がないとか矛盾しているとかは「人間だもの」気にしなくていいと私は思います。