4月末、犬のコロ助が突然死んでしまいました。写真は5年前、坊やと。

朝両親が散歩に連れて行き帰りリードをしっかり繋ぐ確認をしたとの事でしたが、最近リードが勝手に外れることが多く、昼ごろからコロ助がノーリードで走っていると言う報告LINEが入る。

夕方近所の庭先で嘔吐と痙攣した状態で見つかる。兄と母が急いで病院に連れて行きレントゲンを撮るも外傷なし、私達家族は岡崎におり急いで病院に駆けつけてコロの顔を見ると激しく震えて下痢嘔吐痙攣、鎮静剤を打つも痙攣、バイタルはどんどん落ちて行き、心臓マッサージ。何度も何度も 大丈夫大丈夫と言い聞かせてコロの名を呼びながらも先生はもう脳死状態と告げられる。 どんどん痙攣は小さくなって行き、先生達がコードや管も外して行く。

僕たちはまだ軽く筋肉がピクピクしているコロを抱えて家に帰る。部屋の真ん中に厚い座布団を履いて死後硬直したコロを寝かせる、もう僕たちはクタクタになって眠る。


夜中起き出してコロの遺体に蟻が群がる、アリを一匹ずつ潰していたら涙が止まらない。死後硬直後も身体は柔らかく毛も柔らかく、最後もかわいいのです。

警戒心が強くて走るのがまるで疾風の様なコロ
自由を愛するコロ 絶対人に捕まらないコロ でもいつも家の周りを警備しているコロ 岡山で生まれ 母のオッパイを飲む事もなく、ペットショップで放棄されたコロ 血統書の名前は丹野立王丸 長男が産まれた時はいつもその部屋の前に鎮座していた守護神コロ 本気でやったら強いのにいつもシロにマウントされてたコロ 迷い犬にご飯を分けるコロ いつも通学路で不審者を監視するコロ 日向ぼっこが好きで 暖炉の火の前も好きなコロ 娘が二歳の時に来たコロ 毎日コロが居たのに今日から居ません触れません。

コロありがとう

高崎俊喜 筆

高崎三沙代 編